あけましておめでとうございます。
昨年中は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
地球温暖化はますます進んでおり、昨年の夏も史上最高温度を記録してしまい、日本のみならず世界中で洪水や干ばつなど気候変動はより一層の激しさを増してまいりました。
このままですと、既にその兆候は顕著になってきていますが、それほど遠くない時期に世界中で食糧問題が起こり食料をめぐっての紛争や戦争が拡大する恐れがあります。
一日も早い温暖化防止を停めないと我々人類にとって取り返しのつかない状況に陥るのではないかと考えております。
また、国のエネルギー基本計画では2040年までに自然エネルギーによる発電40%~50%、原子力発電20%、アンモニア混焼などの火力発電30%などと決定するようです。
これでは、同時に定めた2013年度比73%のCO2削減目標を2019年度比に当てはめますと69%程度にしかならず、なかなか先進国中の削減率と比較しても決して貢献しているとはいいがたいもので
更には、アンモニア専焼や水素専焼、CCS付加火力発電による電源コストを1KW当たり27円~29円などとしており、私たちが支払う電気料金はEVの普及やデータセンターの増加などの需要の高まりとともに、
ますます上昇していくものと思います。
温暖化防止は多種多様な要因が絡み合うため、一長一短には進まないものですが、我々一人ひとりが、日々の生活の中で進めていくと同時に
自社で消費する電力は自社で賄うという考え方がますます重要になってくると存じます。
当社と致しましても、少しでも皆さま方のお役にたてますよう全社一丸となって頑張って参る所存です。
本年も引き続きよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
尚、本年より昨今の諸般情勢を鑑み、誠に勝手ながら個別の年賀状での年始のご挨拶を控えさせていただくことと致しました。
まことに恐縮ですがご理解賜りますとともに今後とも変わらぬご厚情のほどお願い申し上げます。
令和7年 元旦